Sustainability

サステナビリティ

Environment

環境

持続可能な地球環境への貢献

当社グループは気候変動に関する指標として、当社グループの国内直営店売上高あたりのCO₂排出量(スコープ1・スコープ2)の原単位を採用しております。国内直営店売上高あたりのCO₂排出量を毎年原単位で1.0pt減少させることを目標として掲げ、店舗、工場及び本社それぞれがCO₂排出量削減の取り組みを進めております。

CO₂排出量の削減

  • 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • LED照明の導入

    LEDはその高いエネルギー効率と長寿命によって、従来の電球に比べて電力消費を削減し、また長期間の使用により廃棄物の発生も抑制されるため、環境負荷の軽減に寄与します。
    当社グループの店舗、工場及び本社では、トイレの照明や外看板を含むすべての照明設備にLEDを導入しております。これにより、エネルギーコストの削減やメンテナンスの手間を減らすだけでなく、CO₂排出量の削減にも貢献しております。

  • 再生可能エネルギーの導入

    国内店舗のうち、一部店舗では再生可能エネルギー由来の電力に切り替えており、非化石証書も取得しております。この非化石証書は、使用する電力が化石燃料に依存せず、再生可能エネルギーや非化石エネルギーから供給されていることを証明するものです。
    当社グループは、こうした再生可能エネルギーの利用を促進しております。

  • 省エネ機器(空調設備)の導入

    当社グループでは、省エネ機器の導入を積極的に進めており、多数の店舗で省エネ機能が充実した空調設備に入れ替えております。
    この取り組みは店舗の改装や新店オープンの際に行っており、CO₂排出量の削減だけでなく、お客様や従業員が快適に過ごせる店舗環境の実現にも力を入れています。また空調設備にとどまらず、各種テスト実験を繰り返しながら、より効果的な機器の導入も検討しております。

  • エネルギー監視システム

    当社グループでは、エネルギー使用量の監視システムを導入し、定期的にモニタリングを行っております。これにより、エネルギー消費の状況を見える化し、効率化に向けた改善策を講じております。今後も、このシステムを活用してエネルギー使用量の削減に努めてまいります。

  • 環境に優しい素材の利用

    当社グループでは、環境負荷の低減を目指し、全社的に石灰石を主成分とする新素材を使用した名刺を導入しております。石灰石は国内にも豊富に存在する資源であり、製造の際に木材や大量の水を必要としないため、環境負荷の低い製造が可能です。これにより、森林資源や水資源の保護にもつながっております。
    また、この新素材はラミネートの代替品や本社のゴミ袋にも採用しており、石油由来のプラスチックと比較して製造や廃棄の過程でCO₂排出量を削減できるほか、プラスチック使用量の削減にも貢献しております。

廃棄物の削減

  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 食品廃棄物に関する方針

    当社グループは、食品廃棄物の削減に尽力いたします。

    1.店舗から発生する食品ロスを抑え、工場から排出される食品廃棄物の抑制に努めます。
    2.お客様による食べ残しの削減に努めます。

  • 適正在庫管理

    当社グループでは在庫の過不足を防ぎ、適切なタイミングで食材を使用できるようコントロールすることで、食品廃棄が発生しないような適正在庫管理を徹底しております。さらに発注データを定期的に見直し、季節や需要に応じて在庫調整を行うことで、無駄な廃棄を防ぎ、より効率的な食材利用を実現しております。

  • サイズ別及びお好みに応じた商品提供

    当社グループでは、お客様が無理なく食べきれるちょうど良い量をお選びいただけるよう、一部の商品をサイズ別に提供しております。また、麺の硬さ、味の濃さ、脂の量もお好みに合わせてお選びいただけます。これにより、お客様の好みに合わせた分量や味わいでお楽しみいただくとともに、食品ロスの削減にもつなげております。

  • 廃油の活用

    当社グループは、ENEOS株式会社、株式会社吉川油脂、及び株式会社野村事務所と廃食油を持続可能な航空燃料(SAF)の原料として活用する取り組みに関する基本合意書を締結しました。
    店舗から排出される廃食油は回収後、将来的にはENEOSが事業化を進めるSAFの製造プラント(和歌山製造所(和歌山県有田市)・能力 40 万キロリットル/年)で原料として使用する予定です。

  • 工場での取り組み

    当社グループの工場でも、食品廃棄物を出さない取り組みを積極的に進めております。工場で出たチャーシューの端材は細切れにし、店舗で炒飯の具材として再利用しております。また、小麦粉の余剰分は専門業者に引き取ってもらうなど、無駄を減らしながら資源を有効活用しております。

  • 廃棄物のリサイクル

    当社グループの綾瀬工場では、チャーシューをスチームする際に出るオイルの上澄み部分を、お取引先様に買い取っていただいております。このオイルは、バイオ燃料として再利用されております。

環境に関するその他の取り組み

  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 水資源の保全

    当社グループでは、節水弁の設置を通じて、水資源の保全に積極的に取り組んでおります。節水弁の導入は、水使用量の削減によってコストを抑えるだけでなく、地域の水資源の保護やエネルギー消費の削減にも寄与しております。
    設置個所を厳選し、店舗で最も水を使用する蛇口を特定することで、効果的な節水を図り、また、節水効果を最大限に引き出すために、他の節水機器の切替も検討しております。現状の水使用状況の把握、課題の抽出、改善策の検討を繰り返すことで、設置率をさらに高める取り組みを進めてまいります。

  • 環境に優しい素材の利用

    当社グループでは、環境負荷の低減を目指し、全社的に石灰石を主成分とする新素材を使用した名刺を導入しております。石灰石は国内にも豊富に存在する資源であり、製造の際に木材や大量の水を必要としないため、環境負荷の低い製造が可能です。これにより、森林資源や水資源の保護にもつながっております。