食品安全の徹底
顧客に対する責任に関する方針
当社グループは、お客様の健康や安全を大切に考え、責任ある事業活動を通じて高品質な製品とサービスを提供してまいります。
1.食品品質
すべてのお客様に安全な料理を提供するため、当社グループで使用する食材については、調達・加工・配送・保管・調理・提供の過程におけるあらゆるリスクを想定し対応してまいります。
2.責任あるマーケティング
お客様に対して正確で誠実な情報提供に努め、誤解を招く表現や過剰な健康効果を謳うことを避けております。特に、子どもや若年層に向けた情報発信においては、社会的責任を意識した表現を心掛けてまいります。
3.食品表示の適正化
食品に関する情報は、お客様が理解しやすい形式で提供するとともに、アレルゲン情報などについては正確な情報提供を行います。また法令遵守にとどまらず、より分かりやすく、正確な情報発信を目指して改善を続けるとともに、加工食品に関する適切な表示(ラベリング)についてガイドラインを定めてまいります。
4.お客様の声の反映
お客様の声を真摯に受け止め、サービスや商品の品質向上につなげる仕組みづくりを推進いたします。また、提供する食品の品質や安全性について、お客様との対話を大切にし、より良い体験の実現に努めてまいります。
当社グループは、当方針に基づき、お客様の信頼と満足を得るための責任ある事業運営を実現させ、栄養価の高い食品へのアクセスを向上させるための具体的な目標を設定してまいります。また目標設定時には、商品ラインの拡充、及び販売チャネルの多様化を含むとともに、定期的に、定性的な指標だけでなく販売実績や顧客満足度調査などの定量的なデータより評価してまいります。
衛生管理の徹底
食材の搬入から調理・提供に至るまで、全てのプロセスにおいて厳格な基準を策定し、その遵守を徹底しております。特に店舗における調理・提供の段階では、運用マニュアルに加え、店舗の衛生管理基準を策定し、遵守しております。
店舗社員に対しては、入社時から店長試験に至るまで、各成長段階に応じて衛生研修を実施することで知識の習得を図り、また研修後には修了テストを行うことで、習得した知識の定着を確認しております。また定期的な衛生監査と改善活動の一環として、外部の専門チームによる年間複数回の衛生監査を実施し、問題点の抽出・改善に取り組んでおります。調理プロセスの改善
おいしいだけではなく、安全性を重視し、フードロスの低減に繋がる調理オペレーションを実現するため、専門チームが絶えず綿密な議論や検証を重ね、店舗での運用状況を確認しながらさらなる改善、検証を繰り返しております。また、当社グループの役員による抜き打ちチェックを定期的に実施し、店舗のオペレーションが適切に運用されているかを確認しております。
さらに専門チームの活動だけでなく、お問い合わせやご意見を迅速に収集・対応するためのレポートラインを整備し、店舗への具体的なフィードバックや全社への情報共有が円滑に行われる体制を構築しています。お客様への安心提供
食材ならびに工場で生産した製品を正確に管理するためにロット管理のプロセスをシステム化し、問題が発生した際には履歴の追跡が行える体制(トレーサビリティ)を整えております。また、トレーサビリティの有効性を確認するため、定期的に本社から工場へ監査を実施しております。店舗の取り組みとしては、消費者庁が定める特定原材料8品目および特定原材料に準ずる20品目について、各ブランドごとにアレルギー情報を下記の通り開示し、日本語が読めない方に向けて英語でも開示しております。